【技師長ブログ】装置製作 油圧リークテスト機(その2)

投稿日:2022年09月15日

いよいよ決戦(結線)

大体のレイアウトを決めました。

 

で・箱に収めます。

!?

トランスがデカい!まさか・・・

その、まさかでした。扉を閉めるとトランスとスイッチが激突・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ

トランスを下方にずらすしかないようです。

幸い下げ方向に余裕があったので助かり

いざ結線を始めると、このボックスでは小さかったようで配線ダクトを使う事ができません。

諦めて配線丸出しでいきます。

選定ミス!

100vの非常停止ボタンを買ったつもりが24vのタイプでした。

買い直そうとしましたが、どれも納期が60日・・・。

そもそも24v用以外は納期が30~60日

じゃあパワーサプライ付けてしまえ~!

はい装着。

中古が沢山あったので助かった~

せっかくパワーサプライ付けたのだから制御盤内部で異常があった時の表示灯(中古)も付けて・

ブレーカーやサーマルが落ちた時に表示するようにしました。

 

段々とごちゃごちゃになってきましたが、汎用のリレーとタイマーを使って回路を組んで欲しいとの依頼でしたのでなんとかやるしかありません。

残るは発注ミスして納期が遅れたタイマーソケット(;^_^A

入荷して完成したので装着、結線して試運転!

・・・。

まるでダメです・チャタリングする・動いてはいけないリレーが動く・何かがもつれている感じ・・・。(T_T)

まあ、不具合の箇所は大体分かってますが・このままの配線ではどう対策すれば良いのか思いつきません。

もう一度、根本から対策を講じた配線にするしかないようです。

多分、圧力スイッチからの信号をリレーに繋いだ回路に無理があったようなので圧力スイッチからの信号をタイマーへ繋いでから各動作を行うような回路に変更です。

で・描き直しました。

 

回路図に沿って配線をやり直します。

今度は、まあまあイイ感じですが、ちょっともつれた動きが・・・?

スイッチ側での配線間違いだったのでサクサクっと修正。

試運転してみました。

手動、自動の切り替えも変でしたが大丈夫になりました。

自動の動作はスイッチONで先ずはソレノイドを動かすリレーが作動、圧力スイッチONでタイマーカウントダウン、3秒後、反対側のリレーがON、この時自己保持が機能して圧力スイッチがOFFしてもソレノイドへ通電・・・

シリンダーのストロークエンドで3秒間7.0Mpaの圧力を左右交互にかけるだけなんですが思った以上に苦戦しました。

でもバッチリの動作となりました。(*^^)v

後は本体に載せての配管、配線です。

 

2022年9月15日現在の機械修理、機械移設、装置製作の依頼完了総数4205件