またもやラジアルボール盤の修理依頼が入りました。
症状はアームクランプが変?
アームクランプの調整を行いますが、確かに変?です。
クランプするけどアンクランプしない?ような感じ
分解します。
クランプレバーAssyを取り外しました。
現地工事では直すのは困難と判断して持ち帰ってきました。
ローラーは内径が大きくなった物や卵型に摩耗してしまった物があったので全部製作して交換する事にしました。
シャフト部分に寸切りボルト使っているのは昔、自分が製作して修理した部品ですね懐かしい~
確かピンを受けている部分が折れてたので削り出しで部品作って寸切りボルトをねじ込んで溶接固定した物です。
メーカーが無いので作って直すしかない・・・。
ローラーが押してる箇所は凹んでしまっているので溶接肉盛り&整形
要するに調整範囲が無くなってしまっていた為クランプ調整したらアンクランプ状態の時もクランプしたままになっている・って事でした。
でもって組立て
現地に持ち込んで組付け
グリスはたっぷりと・
調整して完成!
調整はユルユルの状態にしておいてクランプスイッチを押してクランプ状態にしてからじゃないと直した部品が壊れるので注意が必要。
朝8時半に工場に入り14時半には完治しました~(*^^)v
2023年3月20日現在の機械修理、機械移設、装置製作の依頼完了総数4510件