クランクプレスのフェーシング(ライニング)交換依頼が入りました。
現地でサクサクっと取外して持ち帰りましたが・
リベットを打つ工具が見当たりません!
以前テキトーに作ったので管理もテキトーだったかも・・・。
フェーシングを剥がしてもらっている間にちゃんとしたリベット打ちの工具を作ります。
M16のボルト先端を加工して特徴的なポンチにします。
旋盤で大体の加工を終わらせたらボールエンドミルでR加工
息子にはフライス加工をしてもらい本体が完成しました。
M16のボルトをねじ込んでいけばリベットをカシメられます。
この工具には特徴があります。
ひっくり返してアタッチメントを交換すれば油圧プレスにセットしても使えるようにしています。
自社では油圧プレスを使ってカシメができて現地ではアタッチメント交換でプレス無しでカシメ作業が出来るようにしてみました。
ねじ込みのカシメは良好だったので今度は油圧プレスを使いリベットを試し打ち
こちらもなかなか良さげです。
とか工具作りで遊んでいたらベンディングロールの油漏れ修理が入りました。
一旦クランクプレス修理をストップして現地へ、と言っても同じ会社なんですが・
先にベンディングロールを修理する事になりました。
先に緩める為の工具は作っていたのでサクサクっとは行きませんが段取り良くシリンダーを分解パッキン交換
お・重かった・・・。
パッキン交換が完了したので帰社
新品のフェーシングには穴が無いのでラジアルボール盤で加工したらリベット打ちの段取り
ブレーキ側がライニングでクラッチ側がフェーシングって呼ぶのかな?
社内作業でしたので今回は油圧プレスにてリベットをカシメました。
段取りは大変でしたが、数が多いので力の要らない方で・
現地にて取り付け、試運転
途中で他作業用の工具を作ったり横道にいっぱい逸れながらでしたが交換完了。
2024年12月23日現在の機械修理、機械移設、装置製作の依頼完了総数5520件