工作機械でΦ16の高圧油圧配管からの油漏れにより配管の交換依頼が入りました。
高圧配管でΦ16を曲げる為の工具はありませんし買うにしても高額なので簡素に作る事にしました。

なるべくコンパクトで小さい油圧プレスで曲げ加工が出来るよう設計

折れ曲がったりしないよう深めにザグったらフライスでカット
途中で海外製旋盤の修理が入ったのでそちらへ・

主軸のスラストベアリングが終了してました。
内径Φ254厚み102なんてスラストベアリングは国内には無いのでJIS規格のスラストベアリングに置き換えます。
内径260外径360厚み79のスラストベアリングが使えるようなカラーを製作して修理する事にしました。
かなりの推力が掛かるのでカラーの材質はS45Cを使用して潰れや変形の対策としました。

ついでにレギュレターから抜き捨てられていた潤滑油がスラストベアリングにザブザブかかるように改造して耐久性アップを図ります。
旋盤修理が終わったのでチューブベンダーの製作に戻ります。

ちょっと曲げてみましたがセットがちょっと面倒・・・
曲がりはキレイなんですが・
受け側がコロコロ回ってしまうのでスプリングを追加して無負荷時には水平となるようにしてみました。

セットが簡単に行えるようになりました(*^^)v

Φ12用も追加し、押しきりで90度となるタイプも追加
これで次回の仕事が素早く楽に行えます。
2025年9月4日現在の機械修理、機械移設、装置製作の依頼完了総数6005件





