【技師長ブログ】チップコンベア修理

投稿日:2025年11月15日

 

全長6mのチップコンベア修理が入ってきました。

症状は正転で2mほど動いたら止まり、逆転も2mほど動いたら止まる。

コンベアに印をつけて動かしてみると、同じ場所でクラッチが滑りだして停止します。

多少壊れてもイイやでエイヤー!

 

レバーブロックで引っ張って大ハンマーで叩いてもびくともしない・・・。

さて困った・どうにか動かさないとキャタピラを抜き取る事が出来ません・・・。

 

エンジンウェルダー3号機召喚!鉄板の端から切れない場合はこの出力が高いプラズマエンジンウェルダー

コンベアが長すぎて製缶定盤の場所まで持っていく事が出来ないのでこの場で切開して不具合箇所を探さないといけません。

 

コンベアの後ろが怪しいので切開

ウエスがどっさり出てきましたが症状からしてコレは掃除に使っていたんでしょう。

横も切開するも何もなし・コレは前側か?

  

発見!!

前側でした。リンクが外れています。

作業し易い場所を大きく切開して一旦リンクを外して組み直し

これでキャタピラを抜き取れます。

 

やっと抜き取る事ができました。

問題は山積みですが・

  

リンクの割りピンを全て交換していきますが、抜けなかったり新しい割りピンが入らない箇所はワッシャーを入れて溶接していきます。

 

レールの損傷ヵ所もTig溶接にて修理。

 

全体にキャタピラが伸びて調整範囲を超えていたので長穴を延長するのですが、なぜ本体側の方だけ長穴が短いんでしょ?

ここはエンジンウェルダー1号機召喚!

  

コッチのエンジンウェルダーには薄板用のプラズマカッターが搭載されています。

綺麗に薄板を切断するならコッチの方がいいのでコレを使います。

調整範囲がかなり長くなりました。

リンクを抜くか迷いましたが冒険しない方向で正解でした。

 

キャタピラを入れていきます。

下側から入れて最後は後ろを持ち上げキャタピラの自重を利用すればリンクの接続が楽になります。

  

無駄に切開してしまった穴も塞いでおきます。

 

キャタピラの調整が出来たら駆動チェーンが届かなくなるので、ついでにチェーン交換、

ペンキ塗って試運転。

完成です。(*^^)v

 

2025年11月15日現在の機械修理、機械移設、装置製作の依頼完了総数6120件