本年もよろしくお願いいたします。
昨年、我が社の会長が他界という事もあり簡素な挨拶とさせてもらいます。
昨年からずっと正面旋盤の配線に四苦八苦していました。
出張修理の合間でチビチビと進めていたので凄く時間が掛かりましたが、本日やっと動作させる事ができました。

昭和47年式の正面旋盤・・・。
メーカーは存在していません、配線図もありません。
中古引き上げ品の旋盤なんですがモーターへの配線がぶった切られた状態で入荷
配線を繋ぎ直しましたがモーターが唸るだけで回ろうとしません。
調べていくとモーターブレーキが効きっぱなしです。
ブレーキ電圧が低いのですが、他にも何か変です。
そもそも電源を切るとブレーキが掛かるタイプのモーターが付いてるので、これ自体が既に間違いです。┐(´д`)┌ヤレヤレ
ブレーキの効き具合を調整する為のボリュームがあるので通電時にブレーキが動作するのが正解です。

通常ならレバー操作をニュートラルにした時にブレーキが数秒間タイマーの動作で掛からないといけませんが何か安定しません。
調べている最中にタイマーリレーから煙が上がって終了してしまいました。
タイマーを新しくします。
更に調べているとこの制御盤の中に自己保持回路が存在しない事が発覚
操作レバーを入れた状態で電源スイッチを入れるとモーターが回転しようとします。
このままでは危ないのでレバー操作がニュートラルの時しか電源が入らないように回路を追加

ブレーキへの電圧低下はトランスが犯人でした出力電圧が30v程しかありません。
中古のトランスと交換で100vの出力になってくれました。
問題まみれです。
主軸回転させるとブレーキが掛かります。
ブレーキの動作が逆になっているのをどうにかしないと使い物になりません。
これはもう回路をほぼ全てやり変えないと普通に動作させる事はできないようです。
元々の配線はほぼ撤去、簡素に単芯線で動作確認しながら回路を作っていきます。

リレーがチャタリングしたりタイマーが唸ったりして時間が掛かりましたが回路の動作自体は問題ないところまできました。
ブレーキの動作も問題ない動きとなりましたが、相変わらずモーターは唸るだけで回ろうとしません。
スターデルタの回路がおかしいのか?
まあ、なんと初歩的な物を見逃していました。
電気に詳しい人なら、見た瞬間なんじゃこりゃ?って言うでしょう。
スターデルタ結線には程遠い回路になっていました。
もしかしたら元々のモーターはポールチェンジモーターだったのかな?

間違いの配線を取外して振り替えでなんとかしてみました。

デルタ結線になるのは4秒後くらいでいいのかな?
ブレーキは操作レバーをニーュートラルにした時に2秒だけブレーキが効くようにしてみました。
主軸を回転させてみます。

14.6アンペア
11キロワットのモーターなのでこんなモンかな?
正常に動作するようになったので仮配線を整理していきます。
ターイマーリレー2個交換、トランス1個交換、マグネットスイッチ1個追加に制御配線やり変えで問題解決しました。
電源を入れないとモーターブレーキ解除しませんが変速レバーをニーュートラルにすればよいので、これでやっと使用可能の旋盤になりました。
2026年1月19日現在の機械修理、機械移設、装置製作の依頼完了総数6220件





